安室奈美恵の最新シングル「Sit! Stay! Wait! Down! / Love Story」が、今年11月から配信をスタートし、本日までのわずか2ヵ月で配信総数200万DLを突破した。
特に「Love Story」は、彼女の楽曲としては久しぶりの切ないバラード曲であったことに加え、先日最終回を迎えたフジテレビ系月9ドラマ『私が恋愛できない理由』の主題歌としても話題となり、1曲で150万DLを突破しているとのこと。
大手配信サイト レコチョクでは、「Love Story」配信から瞬く間に配信ランキングの1位を獲得。その後、同曲が収録された両A面シングル「Sit! Stay! Wait! Down! / Love Story」から「Sit! Stay! Wait! Down!」を加え、2曲が3週連続ランキング1位2位を独占。同一アーティストの楽曲が1位2位を独占するのはレコチョクが配信サービスを開始してから、史上初の快挙という。
なかでも、「Love Story」は着うた週間ランキングで1位を5回獲得、着うたフルは配信開始から今なお連続で週間1位を獲得するなど、異常とまでいえる好セールスを続けている。
その安室奈美恵が、本日ライブDVD&Blu-ray Discランキングで快挙を達成した。
『namie amuro LIVE STYLE 2011』(12月21日発売/avex trax)が、発売から約10万枚を売り上げ、今週2012/1/2付のオリコン週間DVDランキングと、週間Blu-ray Discランキングのミュージック部門でどちらも初登場首位を獲得(DVD総合首位・初動7.8万枚、Blu-ray総合3位・初動2.2万枚・計10万枚)。2009年9月9日発売の『namie amuro BEST FICTION TOUR 2008-2009』(2009年9月21日付)に続き、2年4ヵ月ぶり自身通算2作目となるDVD&Blu-ray音楽部門同時2冠を獲得したのだ。
2008年7月のBlu-ray Discランキング発表開始以来、同一タイトルによるDVD&Blu-ray音楽部門同時首位獲得数としては、歴代アーティスト1位最多タイ記録を獲得。また、安室奈美恵にとってDVDミュージック部門での首位獲得は、前々作『namie amuro BEST FICTION TOUR 2008-2009』、前作『namie amuro PAST<FUTURE tour 2010』(2010年12月15日発売)に次いで3作連続、通算5作目。
本作は、安室奈美恵2011年度全国アリーナツアー【namie amuro LIVE STYLE 2011】の東京公演の模様を収録。瞬きの許されない圧倒的なライブパフォーマンスがもう一度体感できる。
12月にシングルとライブDVDをリリースした彼女だが、その両タイトルが誰もが納得する好状況。テレビ番組やラジオ番組など、いわゆるメディアへ“出演”することが決して多くはない。そんな彼女が、それでも第一線を走り続けている理由は、まわりの「戦略」などという簡単な理由ではなく彼女自身にしか成しえない世界レベルのアーティストパワーそのものなのだろう。
来年2012年のデビュー20周年にアーティスト「安室奈美恵」が何を魅せてくれるのか、今から目が離せずにはいられない。
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